霊籍 ひせき

通りゃんせ

通りゃんせ通りゃんせ

ここはどこの細道じゃ

天神様の細道じゃ

ちょっと通して下しゃんせ

御用のない者通しゃせぬ

この子の七つのお祝いに

お札を納めに参ります

行きはよいよい帰りはこわい

こわいながらも通りやんせ

通りゃんせ

この歌には『霊の界』のシステムが唄われています。

肉体を持った人間は、お互い意識交流を持つことで、

時として強い念を飛ばしやすく、

その結果、己の念と相手から受けた念が魂霊(タマヒ)にこびり付いてしまいます。

人がいよいよ肉体を脱ぎ(死を迎えること)魂霊が肉体よりホドケ出て大元である

霊の世界(ふるさと)へ戻るにしても、未だ執着や念がこびり付いたままでは、戻れないのです。

魂(こん たま)がきれいに取り切れないうちは、幽界というところへ立ち寄ってからでないと、霊(れい 0)に戻れません。

このシステムをわかりやすく『霊の界』とお伝え頂いております。

これが人の通りミチになりふるさとへ戻るまでの段階です。

人はおおよその念をとり、ふるさとに帰ります。そして再び0(れい 霊)から出発して

霊の界から新しい肉体の親の元に誕生してゆきます。

念が重いと階段を昇るのも大変です。霊界への『帰り』は『細道』で『こわい』

でも、この法則を知って執着、念をとってすすむと帰りやすくなるのです。